野鳥
昔、食堂のそばのミズナラの木に、肉の脂身をくくりつけておきました。 それをリスが食べにきていました。 ある日脂身の代わりに、横にのびた太い枝にひまわりの種をパラパラと置きました。 ものの3分もしないうちに、やって来たのはゴジュウカラでした。 リスが食べている脂身が気になって、いつもどこかでじっと見ていたに違いありません。 窓を開けてひまわりの種を置くと、見ている30cmくらいの所から持っていくのです。 なんという名前の鳥か知りたくて・・・それが野鳥に興味をもつきっかけとなりました。 |
やっぱりなんといってもアカゲラはひときわ目立ちます。 |
餌台に来る鳥の中で |
冬、小さい鳥たちは群れをつくっています。 |
どこでも良く見かけるシジュウカラ。 首からお腹にかけてネクタイをしているような柄が特徴です。 |
ヤマガラ(右) 無彩色の冬景色の中で、ヤマガラのオレンジ色がひときわ映えます。 左側はヒガラ。 |
ヒガラは餌台に来る鳥の中で一番小さい鳥です。 |
(順番待ちをするコゲラ) コゲラはきつつきの仲間です。 アオゲラやアカゲラと同じように、木の幹に縦にとまっている姿が似合います。 鳴き声はギーギーと決してきれいな声ではありませんが、とても可愛い顔をしています。 |
ゴジュウカラも結構好奇心旺盛な鳥です。 |
夏の終わりに、真っ先に餌台に帰ってくるのはゴジュウカラです。 子育てを終えたばかりなのか随分痩せ細っていたりします。 だんだん他の鳥たちも帰ってきて、餌台は秋から冬にかけてとても賑やかになります。 特に冬の吹雪いている日はラッシュで、見ているだけで楽しくて時の経つのも忘れてしまいそうです。 その餌台、相変わらずカラスやイタチやテンなどに荒らされる事があり、いまだに私たちとの知恵比べが続いています。 3月になると麓からキジバトが帰ってきます。 餌台にひっきりなしに来ていた鳥たちはだんだん少なくなり、春がそこまで来ていることを感じさせられます。 エゾハルゼミの合唱が賑やかな初夏、餌台に巣立ったばかりの雛を連れてくる事もよくあります。 その雛たちがひとり立ちした頃、餌台は又賑やかな季節を迎えるのです。 |