蔵王連峰の最高の展望台 番城山 1323m
ライザリフト終点から少し登った所からの番城山 |
南から低気圧が近づいて来る時、良く滝のような雲がかかる山があります。 地図を見て名前は知っていました。 でも登山道がないので山のガイドブックには載っていません。 坊平高原に住んでいて、いつも目にとまる気になる山でした。 その山が山スキーで行ける事を知ったのは最近の事でした。 蔵王連峰の最高の展望台、上山が登山口・・・これは行くしかありません。 H14.2.4(月) お客さんなし、除雪なし、移動性高気圧・・・チャンス到来! |
タイム 〔萱平〕8:30~〔県境尾根〕10:50~〔1120mピーク〕11:30-12:00~〔番城山〕13:20-13:50~〔見境尾根〕14:45~〔萱平〕15:40 |
除雪は萱平のはずれで終わっていました( 道はこの先、舟引山の中腹を通る舟引林道となる)。 |
二ツ森山 標高1000mの県境尾根は平らで気持ちの良い所です。 |
1120mのピークで早めの昼食を取っていたら雲が晴れてきました。 |
ブナと枝に付いた雪がなんとも美しい。 左手には南蔵王連峰が間近に見え、蔵王稜線付近を隠していた雲も見る間に消えていきました。 この先でルートは右に廻り込む。 |
廻り込むと宮城県側の七ヶ宿スキー場や七ヶ宿ダムが見え、遠くには吾妻、飯豊が見えました。 まさに稜線漫歩。後方は屏風岳、南屏風岳、不忘山。 |
番城山は明るく円やかな頂きでした。 朝日、月山も見え360度の展望ですが、なんと言っても蔵王の展望が素晴らしい! |
左から熊野岳、刈田岳、前山、杉ヶ峰、屏風岳、南屏風岳 |
左端し中央がライザスキー場&我が坊平高原 |
思う存分景色を満喫したら下山です。 下山は頂上直下の急斜面を下りましたが、続けて長く滑れないので登って来た道を辿った方がほどほどに快適だったかもしれません。 県境尾根から下は日陰の為表面がクラストし始めた雪と、垂れ下がっている枝に気を付けながら滑り下りました。 |
帰路に見た番城山。 左の小山が1120mピーク。 裏側から巻くようにして山頂に立ちました。大満足の一日でした。 |